こんにちは、tosumaです。
今回はSwitch2のガジェット(アクセサリ)に関する記事です。
Switch2で日頃遊んでいますが、別の部屋で遊びたい場合や、友達や親戚の家に持ち込みしたい場合にテレビにつないでTVモードで遊ぼうと思っても任天堂純正のドックが無いと遊べません、そのためドックも持ち込みする必要があります。
というのもSwitch2は暗号化されているためドックを通さないと暗号化が解除されない仕組みになっておりSwitch1で使っていたアクセサリなどを用いてもテレビやモニタに映すことができません。
これ自体は任天堂が認定していないアクセサリメーカーなどの低品質な製品の利用を防ぎ、故障を防ぐ目的とのことです。
現時点ではサードパーティ製品はすべてシャットアウトされており、公式アクセサリは無く、純正のドックを使う以外の選択肢がありません。

調べたら非公式アクセサリがまぁたくさん出てきますね。
ということで2つほど試してみました。
詳しくは後述していますが、実際に使ってみたところ2つ目の方のアクセサリについてはSwitch2でも期待通り動作しTVモードで遊ぶことができました。
記事内でご紹介している製品はいずれも商品ページからだけでは「任天堂ライセンス商品」「任天堂認証済」「公式推奨」などの表示があるかどうかは確認できません。
Switch2のEULA(エンドユーザーライセンス契約)にて「本ゲーム機及び周辺機器に含まれる、または本ゲーム機と互換性があり別途適法に利用許諾を受けているもの」と明確に記述されているため、もしもこれらを使用される場合には、後述するリスクについて御確認の上で自己責任でお願いいたします。
アクセサリ1つ目
[Sediven]というメーカーのASIN[B0FKHL56L9]の商品を購入しました。

https://www.amazon.co.jp/dp/B0FKHL56L9?ref=ppx_yo2ov_dt_b_fed_asin_title&th=1
給電ポートとHDMIケーブル付きのType-C→HDMIのケーブルタイプです。
部品も1つでコンパクト、遅延防止や過電流保護・過熱保護などの対策付き。
収納用のカバーなどもついててこれで1,000円ならSwitch2用途じゃなくても普通に良いですね。カラーもブラック+ホワイトでカッコいい。
ネックなのは「怪しい」ってところくらいですね。
Switch2に接続してみました。
はい映りません。電源を変えたりしてみましたがダメ。
で、商品ページを再度よく見ると。

Switch 2のファームウェアを21.0.0にしてるとダメと明記されていました、レビューとか他の方のブログなどを見ていたんですが、ここを見落としていました。
まぁIPhoneで試してみると普通にモニタへ投影できたのでIPhoneやSwitch1用に使おうと思います。(これはこれで使えるのでまぁ良いです)
ということで、これを購入するのはやめましょう。Switch2で使うために買うなら無駄です。
アクセサリ2つ目
[CHASEYUAN]というメーカーのASIN[B0FKYWBV9D]の商品を購入しました。

https://www.amazon.co.jp/dp/B0FKYWBV9D?ref=ppx_yo2ov_dt_b_fed_asin_title&th=1
怪しさ含めてスペックはほぼほぼ1つ目と同じですね。
収納用のカバーなどは付属していませんでしたが、こちらはメーカー側がSwitch2側のアプデに対応してこのケーブルのチップ側のファームウェアのアプデを行ってくれており購入後に自身でパッチの適用が必要になります(後述)。
Switch2に接続してみました、バッチリ期待通り使えました。

スピードも精密さも求められるアクションゲームで試してみましたが遅延なども特に感じませんでした。
とにかくドックを使う場合と比べてかなり配線がスッキリしますし、ついでに例の熱の問題も解消される気はします。
熱の問題以外でもゲームのプレイ動画を残そうと思った場合に、ドック背面のカバーを外して、配線を抜き差ししてと毎回やっていたのでこれも故障を早める要因になると思っていたのでこの点も解消できますね。
アクセサリ2つ目のアプデ方法
まず大前提として、この部分(パッチ適用手順)で環境が準備できない および 作業について1mmでも不安がある場合はこの製品に手を出すことはお勧めしません、やめましょう。
※この製品側でも手順に誤りがあると故障に繋がる旨の注意書きがあります
Amazonの商品ページに記載されているバーコードからリンク先へたどります。

マニュアルとパッチの2つがありますので順にアクセスしてファイルを取得する必要があります。
※サイトの言語から中国メーカーと予想されます、
本記事を記載しているタイミングで日中関係の悪化が目立っていたため
このメーカーの今後の動き方がどうなるかわかりません
まずはマニュアル。

赤枠部分をクリックします。

認証に失敗したと表示されます。怪しいですね。
赤い部分をクリックして進めます。
※日本語訳


赤いボタンをクリックしてダウンロードします、怪しいですね。
これでマニュアルはダウンロード完了です。
つづいてパッチもダウンロードします。

こちらも認証に失敗したと表示されるところから始まりますが、マニュアルと同じ手順でダウンロード可能です。
いちいち怪しい上に、すべてが怪しいですね。

これでファイルが揃いましたので、マニュアルに沿って作業を進めます。
※本手順はSwitch 2のファームウェア21.0.0時点の手順になります、実際に作業を行う場合は必ずその時点のマニュアルを元に作業を行ってください
まずは「LT8711UXDツールとプログラム.zip」を解凍します。

解凍後の「LT USB Programmer_Forshyin(1).exe」を起動します。
また(1)ってところがいちいち怪しさを匂わせます。

警告が表示されるので以下の赤枠を順にクリックします。

製品とは別にパソコン(Windows)、データ通信可能なType-C→Type-Cケーブルを用意し、製品とパソコンとを接続します。


バージョンを確認します。(今回は2101)

Openボタンをクリックし、バージョンに応じたファイルを選択します。
ここを間違えると故障する可能性があるようです、慎重に。
※本手順では2101の手順です


「Burn」適用ボタンをクリックします。

赤枠部分の文字が表示されるとパッチの適用が完了、ツールは×で閉じます。

リスク(必読)
前述した通り、製品側のアップデートによって利用が不可能になる場合が考えられます。加えて、本アクセサリを使った事でSwitch2側に故障に生じた場合に修理対応を受け付けてくれない可能性があります。
Switch2のEULA(エンドユーザーライセンス契約)にて「本ゲーム機及び周辺機器に含まれる、または本ゲーム機と互換性があり別途適法に利用許諾を受けているもの」と明確に記述されているため以下の措置を実施される可能性が0ではありません。
① Nintendo Switch本体のオンライン利用停止(BAN)
② Nintendo Accountの利用停止
③ 特定サービスの利用制限
④ 本体アップデートの強制・停止
⑤ 法的措置
ただ、現時点で周辺機器の純粋な利用だけを理由にBAN等された事例は確認できませんでした。(公表されていないだけかもしれません)
また、別の観点のリスクとして日中関係の悪化による上記メーカーへ日本からのアクセスが不可になるなどもあるかもしれません。
(今後のパッチの提供が受けられないかもしれない)
それでは皆さん、良いNintendo Switchライフを!
お読み頂き有難うございました。
※よければもう1本 関連記事をお読み頂けると幸いです















