こんにちは、Tosumaです。
本記事はAzureにてカスタムドメインを取得する手順を紹介させて頂きます。
前置き
AzureはMicrosoft社が提供されているクラウドサービスで、ITインフラをクラウド上で利用できます。そのサービスの中の1つであるドメイン(App Service ドメイン)を作成します。
ドメインは独自ドメインとかカスタムドメインと呼ばれるもので平たく言うとインターネット上での一意の名前ですね。こういったものは敷居が高そうに感じるかもですがそんなに難しいものでもないです。
ちなみに当然維持運用にはコストが生じますが、年間で1,000円ちょいなので月々で換算したら微々たるものです。
Azureの利用には登録が必要になります、登録方法についてはMicrosoft社の案内をご確認ください。
Azure アカウントを作成する - Learn | Microsoft Docs
App Service ドメインの作成
どこからでもいいんですが1例としてホームから検索して移動します。
メニューから[ホーム]を選択します。
ホーム画面上部の検索ボックスで「ドメイン」と入力して検索、表示結果から「App Service ドメイン」を選択します。
App Service ドメインの画面が開くので「作成」を選択します。
[基本]タブでプロジェクトの詳細にて「サブスクリプション」と「リソースグループ」を指定します。(サブスクリプションは複数アカウントで連動していない場合は触る必要なし、リソースグループは新規作成)
ドメインの詳細に希望する独自ドメイン名を指定します。
他所で使われていると使えないのでその場合は入力したキーワードを元にした候補が幾つか表示されます。
※メジャーなドメインの種類は以下
種類 | 用途 |
---|---|
.com | 商用 |
.biz | ビジネス |
.org | 非営利 |
.net | ネットワーク |
[連絡先情報]タブで個人情報と電話番号・住所を入力します。
アルファベットで入力が基本なので注意です。
住所は細かく入れると逆にエラーになってしまうので都道府県と市くらいまでにします。
※最初、細かく入れてエラーが取れずサポートに問い合わせしたら上記の回答でした(もうちょっとわかるようにしてくれ苦笑)
[詳細]タブでは自動更新とプライバシーの設定を行います。
特に気にしないで進めてもいいですが、自動更新を有効にしていると1年度に自動更新されてしまうので気になる人は無効化をオススメします。
[タグ]タブは特に触らなくていいです。
[確認および作成]タブにて設定内容と購入金額を確認し、問題無ければ[作成]ボタンを選択します。
デプロイ完了を待ちます、1分くらいで終わります。
[ホーム]にて作成されたApp Service ドメインを確認ができます。
これでカスタムドメイン作成は終わりです、お疲れ様でした。
ただ、このままでは使えないので Web App Service や 仮想マシン 等と紐づけするためのエイリアスレコードの作成方法を次回はご紹介いたします。
お読み頂き有難うございました。
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