こんにちは、tosumaです。
本記事ではNintendo SwitchのJoy-Con(ジョイコン)の修理をした際の手順や注意点をまとめています。
- Joy-Con破損の経緯
- Joy-Con修理キットの購入
- Joy-Conの修理(失敗)
- 工具(Yドライバー)の買いなおし
- Joy-Conの修理(仕切り直し)
- Joy-Conの動作テスト
- Joy-Con修理のまとめ
Joy-Con破損の経緯
Nintendo Switch、遊んでますか?
御多分に洩れず我が家も毎日楽しく遊んでいます。
そんなNintendo Switchですが娘が遊んでいる際にJoy-Conを床に落としてしまいました。
高いところから落としたり、叩きつけたりしたわけでもなく、投げ飛ばしたわけでもなく、手が滑って手から落ちてしまった感じですね。
左ジョイコンのスティックが動かなくなりました。
え?
傷も無いのに?
こんなすぐ壊れるの?
これはこれは由々しき事態。
子供も突然ゲームができなくなった事と自分が壊してしまった事でダブルにショックを受けていました。
新品で購入するとAmazonでだいたい4,000円程度。
任天堂へ修理依頼すると送料別で2,200円程度。
買っても修理してもいいんですが、毎日子供も使うもので、こんな感じで少しの衝撃でホイホイ壊れるとなると毎回買ってなんかいられません。
というわけで今後のためにも、修理キットを購入して自分で修理します。
Joy-Con修理キットの購入
修理キットは検索すると出るわ出るわ。
だいたい1,000円前後ですね。
Amazonで買おうと思ったのですが、まとまった修正手順をつけてくれている方が居たのと、何かあったら直接やりとりしようと思い、今回はメルカリで購入しました。
購入して5日ほどで手元へ到着。
なんか飛び出てますね。
まぁ見なかったことにしましょう。
ひとまず開けて、内容をチェック。
内容は以下です。
・ピンセット
・ヘラ(外枠を外す際に使用)
・替えのスティック2組
・+ドライバー
・Yドライバー
・スペアネジ
Joy-Conの修理(失敗)
まずは外蓋を外します。
ジョイコンを裏返しネジを4つ外します。
任天堂のコントローラーは特殊なネジで固定されているのでYドライバーを使用します。+ドライバーを使わないように注意しましょう、ネジ頭の溝がつぶれます。
ん?
ぜんっぜん、回せねー。
いや、たしかにY字だから溝も+に比べてフィットはしづらいかなぁとは思うけど、ちっともフィットしないよこれ。
ネジ頭の掃除や輪ゴムも風船も使ってみたけど、摩擦力に多少バフかけた程度じゃ状況は変わんねーわこれ。
ちょっと調べたら出るわ出るわ失敗談。
いやこれ、この状態のドライバーで無理にするから潰すんじゃないのか??
というわけで一旦中止。
工具(Yドライバー)の買いなおし
次の日にホームセンターに寄って、Yドライバーを買ってきました。
1.5~2.0mmで対応可能とのことだったので1.8mmを購入。
Joy-Conの修理(仕切り直し)
そして外蓋はずしの再挑戦。
はい、一瞬で外せました。
もう刺した瞬間カチッとハマりました、そしてストレスいっさい無しでクルクルと。
修理キットによるのかもしれませんが、マジでキットのドライバーをゴリ押しで使うのはお勧めしません。テクニックがどうとかではなく、ドライバーがチープすぎます。
4つのネジが外れたので、外蓋を外します。
手で簡単に外れます、キットにヘラが入ってますが特に必要性を感じませんでした。
中でケーブルが繋がっているので力を入れ過ぎないように注意します。
次はバッテリーを外します。
短いケーブルが出ている方に穴が開いているのでピンセットを入れて持ち上げると外しやすいです。
けっこう硬くハマっているのでそこそこ力を入れないと取れないのですが、力を入れ過ぎて勢いよく引っ張り出すとケーブルが外れます。
※外れても問題ありませんが、外れないなら後工程が1つ減ります
中蓋を外すためにネジを外します。
下図の3カ所が対象なので+ドライバーで外します。+ドライバーの方はキットのものでも十分にマッチして、かつマグネットがついていて便利でした。
中蓋の方もケーブルがついているので力を入れ過ぎずに外します。
触っていると部品が外れる可能性があるので一度ここで細部も含めた状態で写真を撮っておくと後でリカバリしやすいです。
スティックを取り換えるために、スティックのケーブルを外します。
下図の2ヵ所をピンセットを使って外します。
上(青)の方はどうせ変えてしまうので割と強引に引っ張っても大丈夫です。
下(金)の方は傷をつけないように先端の硬い部分を丁寧に反対側へずらして抜きます。
ケーブルを外した後は、固定されているネジ2ヵ所を+ドライバーで外します。
下図の下のネジはケーブルの下に隠れているので丁寧にケーブルをずらしてからネジを回して外します。
ネジを外したらスティックを取り外します。
外したら下図の状態になります。
修理キットから替えのスティックを1つ用意します。
外した穴へ外す前と同じ向き、状態ではめ込みます。
その後に2カ所のネジを+ドライバーで閉めます。
スティックのケーブルを2つセットします。
ピンセットで丁寧にゆっくり差し込みます。ここが最難関ですので頑張って乗り超えましょう。
下の赤丸の部分は差し込んだらグレーの蓋のような部分を反対側へセットが必要です、この作業が漏れるとーボタンとLボタンが動作しません。
スティックとは関係ないですが、作業していたらいつの間にかLボタンが外れてしまっていました。
こういう作業してる時は慌てないことが一番大事です。
というわけでここで最初に撮っておいた写真が役に立ちます。
写真と同じようにスプリングをセットしてボタンをセットします。
指で何度か押し込んでみて、それらしい押し込み具合や感触になっているのを確認できたら、はいリカバリ完了。
ここまで来たら後は行ってきた作業を逆に進めていくのみです、終わりが見えてきました。
中蓋を元に戻します。
戻した後は3ヵ所ネジを+ドライバーで締めます。
バッテリーをセットします。
向きに注意してゆっくり押し込みます。
最初に外してしまったバッテリーのケーブルもセットします。
これは溝があるので上からゆっくり押し込みするだけでハマります。
外蓋をしめる前に横のボタンをどれか押してみて通電確認をします。
緊張の一瞬、ランプがついたらOKです。
外蓋を取り付けます。
4ヵ所のネジをYドライバーでしめます。
お疲れ様でした、ひとまず作業は終了です。
続いて動作テストに入ります。
Joy-Conの動作テスト
まずはスティックの動作面を「スティックの補正」機能を使ってチェックします。
HOMEメニュー →「設定」→「コントローラーとセンサー」→「スティックの補正」の順に選択します。
とりあえず、どの方向でもいいので長押しして次の画面に移動します。
そして感度のチェック。
私のスティックは左右が完全に機能していなかったので最優先で左右をチェックします。
まずは左。
はい完璧。
続いて右。
はい完璧。
そして上下左右、円移動で試して全く問題ない事を確認します。
はい完璧。
スティックは完璧なので、残りのボタンが正常に動作するか実際のソフトで検証します。
全部のボタンを試しましたが全く問題なしでした。
これにて修理作業はすべて完了です。
Joy-Con修理のまとめ
メルカリでのキットの費用が約1,300円程度、Yドライバーが500円程度でしたので掛かった費用としてはだいたい1,800円程度になりますね。
なので正規の修理に出すのとそんなに価格差は無いのですが、1週間程度で修理できたスピード感、スティックの替えはまだ1つ残っている事、そのストックが切れたとしても以後はスティック部だけ購入すれば修理可能なため、次回以降で壊れた場合にはより素早く安く修理可能にはなりますね。
というわけで、ある程度こういった作業が可能な方には自分での修理はおススメだと感じました。
それでは皆さん、良いNintendo Switchライフを!
お読み頂き有難うございました。
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